季節の楽しみ方

秋の那須で味わう栗・さつまいもスイーツ|秋限定の高原グルメ

朝晩の空気がひんやりしてきて、窓の外の木々が少しずつ色を変えはじめる。那須の秋は、夏のにぎやかさが静まり、代わりに「食べる楽しみ」がぐっと深くなる季節です。

なかでも主役は、栗とさつまいも。この時期の那須には、新栗を使った期間限定のモンブランや蒸し羊羹、秋にしか開かない焼きいも屋さんなど、今しか出会えない味が次々と登場します。

今回は、那須町・那須塩原市・大田原市エリアで楽しめる秋の栗スイーツ・さつまいもスイーツを、実際のお店の情報とあわせてご紹介します。貸別荘「緑と光が包む家」を拠点にした、のんびりスイーツめぐりのモデルコースもまとめました。


なぜ那須の秋スイーツは特別なのか

那須が秋スイーツの宝庫になるのには、いくつか理由があります。

ひとつは、高原のカフェ文化。 那須高原には昔から個人経営のカフェやパティスリー、和菓子店が点在していて、そのほとんどが季節ごとにメニューを入れ替えます。夏はベリーや抹茶、秋は栗と芋。同じお店でも、訪れる季節が違えば別の一皿に出会えます。

もうひとつは、紅葉シーズンとの相性。 那須岳・茶臼岳周辺は例年10月上旬から、那須高原のふもとは10月中旬から下旬、塩原渓谷は10月下旬から11月上旬にかけて見頃を迎えます。紅葉ドライブの休憩に立ち寄るカフェで、栗のモンブランをひと口。この組み合わせが、那須の秋のいちばん贅沢な過ごし方かもしれません。

そして、混雑がゆるむこと。 夏休みやお盆のピークを過ぎた9月後半から11月は、人気店でも比較的入りやすくなります。ゆっくり席について味わいたい秋スイーツには、ちょうどいい時期です。


栗スイーツ編|那須で味わう新栗の贅沢

にほんかし 雲IZU 那須店|名物「1mmモンブラン」

那須の栗スイーツを語るなら、まず外せないのがこちら。「和菓子でも洋菓子でもない、新しいにほんかし」をコンセプトにした和カフェです。

看板メニューは**「1mmモンブラン」**。栗だけのペーストを1mmという細さでたっぷりと絞り出した一皿で、中にはサクサクのメレンゲ、生クリーム、カスタード、シフォンがサンドされています。口に入れるとふわりとほどけて、栗の香りと自然な甘さが広がる——という、写真映えと味の両方で人気を集めている一品です。

ドリンクとセットになった「1mmモンブランセット」も定番。抹茶へのグレードアップもできます。

  • 住所:栃木県那須郡那須町高久乙1-3
  • 営業時間:10:00〜16:00(L.O. 15:30)※冬期は変動あり
  • 定休日:無休(1/1休、冬期は変動あり)
  • 駐車場:28台
  • TEL:0287-73-8828
  • Instagram:@kumoizu99

💡 メモ:那須塩原市・黒磯のまちなか交流センター「くるる」内にも姉妹店があり、こちらの1mmモンブランは那須店とは別の栗を使っているそうです。食べ比べてみるのも面白いですよ。

扇屋 鳳鳴館|秋だけの「新栗蒸し羊羹」

那須御用邸の御用命舗としても知られる和菓子店。栗菓子のラインナップの厚さは、このエリアでも随一です。

通年で楽しめる「竹蒸し栗羊羹」「栗大納言羊羹」に加え、秋には新栗を使った蒸し羊羹が登場します。茨城・笠間産、丹波篠山産といった産地違いが並ぶこともあり、食べ比べる楽しみも。新栗の時期限定のため、出会えたらぜひ手に取ってみてください。

甘さが上品で日持ちもするので、お土産にも向いています。

  • 住所:栃木県那須郡那須町高久甲5235-1
  • 営業時間:9:30〜16:00
  • 定休日:主に火曜・水曜(変動あり/1〜3月は休業日多め)
  • TEL:0287-78-7567

※新栗商品は入荷・完売のタイミングが読みにくいため、お目当てがある場合は事前に在庫をご確認ください。

Patisserie MARIE|大田原の街なかパティスリー

那須塩原からもう少し足を延ばして、大田原市へ。地元で長く愛されている洋菓子店で、モンブランやくりのタルトといった栗のケーキが人気です。栗ペーストとクリームが層になったモンブランは、地元メディアでも紹介される評判の一品。

観光地価格ではない、街のケーキ屋さんらしい親しみやすさも魅力です。

  • 住所:栃木県大田原市薄葉2155-19
  • 営業時間:11:00〜18:00
  • 定休日:不定休(月ごとに公開されるのでSNSで要確認)
  • TEL:0287-29-3400
  • Instagram:@usuba_marie

塩原温泉 榮太楼|温泉街の老舗で「栗むしようかん」

塩原温泉の温泉街にある、あんこ自慢の老舗和菓子店。栗むしようかんのほか、塩原のご当地グルメ「とて焼」も味わえます。旬のフルーツなどを使った「きまぐれとて」は、その日の内容が変わるお楽しみメニュー。材料がなくなり次第終了なので、早めの時間がおすすめです。

紅葉シーズンの塩原渓谷めぐりとあわせて立ち寄るのにぴったりの立地です。

  • 住所:栃木県那須塩原市塩原689
  • 営業時間:売店 8:00〜18:00/カフェ 10:30〜16:00
  • 定休日:不定休
  • TEL:0287-32-2155

さつまいもスイーツ編|ほっくり甘い秋の味

つぼ焼いも なべ屋|秋から春だけ開く焼きいも専門店

那須塩原市にある、つぼ焼きいもの専門店。4月下旬から9月までは休業し、10月ごろから営業を再開するという、まさに秋冬限定のお店です。

紅はるかやシルクスイートなどの熟成いもを使い、つぼの中でじっくり焼き上げた焼きいもは、しっとりねっとりとした甘さ。焼きいものほか、冷やし芋や干しいもも並びます。石焼きいもが日替わりで登場することも。

正午オープンで、売り切れ次第終了。ドライブ途中の「見つけたら即立ち寄り」がおすすめです。

  • 住所:栃木県那須塩原市埼玉76(埼玉小学校近く)
  • 営業時間:12:00〜なくなり次第終了
  • 定休日:月曜・火曜/4月下旬〜9月は休業
  • TEL:070-2039-0557
  • Instagram:@tuboyakiimo_nabeya

※出張販売などで営業が不定期になることがあります。Instagramで最新の営業情報をチェックしてからどうぞ。

お菓子の城 那須ハートランド|お土産に「さつまいもパイ」

那須の定番みやげスポット。工場見学やお菓子作り体験もできる大型店で、雨の日の立ち寄り先としても重宝します。

秋のお土産におすすめなのが、「那須高原 かぼちゃパイ&さつまいもパイ」。かぼちゃパイとさつまいもパイが5個ずつ入った詰め合わせで、さつまいも餡を包んだやさしい甘さのパイです。常温で日持ちするので、職場や親戚へのおすそ分けにも。

  • 住所:栃木県那須郡那須町高久甲4588-10
  • 営業時間:平日 9:00〜17:30/土日祝 9:00〜18:00
  • TEL:0287-62-1800

甘いものめぐりの休憩に|チーズガーデン那須本店

栗と芋ばかりでは少し重い……というときの箸休めに。「御用邸チーズケーキ」でおなじみ、チーズガーデンの本店です。

広い店内にはブランド随一の品揃えが並び、コーヒーや軽食が楽しめるカフェスペースも併設。駐車場は150台と余裕があるので、ドライブの休憩ポイントとしても使いやすいお店です。秋にはチーズと栗を合わせた季節商品が並ぶこともあります。

  • 住所:栃木県那須郡那須町高久甲 喰木原2888
  • 営業時間:9:00〜18:00(カフェのスイーツ・ドリンク L.O. 17:45/フード L.O. 17:30)
  • TEL:0287-64-4848
  • 駐車場:150台

秋スイーツを楽しむ1泊2日モデルコース

貸別荘「緑と光が包む家」を拠点に、無理なくまわれる行程をご提案します。

1日目

時間予定
11:00那須ICから那須街道へ。まずはチーズガーデン那須本店で軽めのランチ&休憩
13:00にほんかし 雲IZU那須店で1mmモンブラン。混雑する時間帯を避けて午後イチに
14:30扇屋 鳳鳴館で新栗蒸し羊羹を購入(別荘での夜のお供に)
15:30お菓子の城 那須ハートランドでお土産のさつまいもパイを調達
16:00「緑と光が包む家」にチェックイン。テラスでひと息
夜買ってきた和菓子とお茶で、静かな夜をゆっくり

2日目

時間予定
9:00別荘のテラスで朝食。朝の空気がいちばん気持ちいい時間
10:30チェックアウト後、塩原方面へドライブ。もみじ谷大吊橋や塩原渓谷で紅葉散策
12:00塩原温泉 榮太楼で栗むしようかん&とて焼
14:00黒磯エリアへ。つぼ焼いも なべ屋(営業日なら)で焼きいもをテイクアウト
15:30大田原のPatisserie MARIEでモンブランを買って帰路へ

💡 秋の那須は日没が早く、17時前には薄暗くなります。山間部のドライブは15時までに切り上げるくらいの余裕を見ておくと安心です。


別荘に持ち帰って味わうという楽しみ方

那須のスイーツめぐりで意外と困るのが、**「買ったはいいけど、どこで食べよう」**問題。ホテルの部屋では狭いし、外は肌寒い。せっかくの焼きたて・買いたてが、なんとなく中途半端になってしまうことがあります。

貸別荘なら、その心配がありません。

「緑と光が包む家」にはキッチンとダイニングがあるので、買ってきた栗の羊羹を切り分けたり、焼きいもを温め直したり、丁寧に淹れたコーヒーと一緒にゆっくり味わったりできます。冷蔵庫があるから、ケーキを買って帰っても大丈夫。

そして何より、窓の外に広がる紅葉を眺めながら食べる一皿は、お店で食べるのとはまた違う特別さがあります。誰にも急かされず、好きな時間に、好きなだけ。秋の夜に、みんなでスイーツを囲んでおしゃべりする——そんな時間こそ、貸別荘ステイの醍醐味かもしれません。


よくあるご質問

Q. 栗スイーツはいつごろまで楽しめますか?
A. お店によりますが、新栗を使った季節限定商品は9月下旬〜11月ごろが中心です。モンブランなど通年メニューとして提供しているお店もあります。目当ての商品がある場合は、訪問前にお店へご確認ください。

Q. 那須で栗拾いはできますか?
A. 那須町周辺には常設の栗拾い観光農園が多くありません。栃木県内では那須烏山市などに栗農園があり、時期限定で収穫体験を受け付けている場合があります。実施状況は年によって変わるため、各農園への直接のお問い合わせをおすすめします。

Q. 混雑を避けるコツはありますか?
A. 紅葉シーズンの土日は、那須街道が午前10時〜正午ごろに混み合います。朝早く動くか、午後に予定を寄せるのがおすすめ。人気カフェも、開店直後か14時以降が比較的スムーズです。

Q. 秋の那須の服装は?
A. 10月の那須高原は、都内より5〜7℃ほど低くなります。日中は長袖シャツ、朝晩は薄手のダウンやフリースがあると安心。茶臼岳など標高の高い場所へ行くなら、防風のアウターを1枚用意してください。


まとめ

秋の那須は、栗とさつまいもという「わかりやすくおいしい」季節の恵みが、あちこちで待っている場所です。

  • 1mmモンブランをはじめ、栗そのものを味わう一皿
  • 新栗の蒸し羊羹という、秋だけの和の贅沢
  • 10月から開くつぼ焼きいもの、しっとりとした甘さ

紅葉を眺めながらドライブして、気になるお店に立ち寄って、買ったスイーツを別荘に持ち帰ってゆっくり味わう。そんな贅沢な過ごし方が、那須の秋にはよく似合います。

「緑と光が包む家」で、今年の秋を過ごしてみませんか。

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